2009年09月18日

発音



※写真は本文と全く関係ありません…サントスFCのサイトで見つけて、いいなあと…(笑)

ブラジルがポルトガル語なのは皆さんご存じだとは思いますが、独特の発音があります。
僕はブラジルかぶれ(笑)なので、どうしても現地の発音に近く人や都市の名前を発音したりします。

例えばロナウジーニョ(Ronaldinho)は『ホナウヂーニョ』のように、Rが先頭につく場合は母音に合わせてハヒフヘホの発音になったり、サンパウロ州の名門PALMEIRASは単語中のLに母音がついていないので、『パウメイラス』と発音します。

基本的に日本ではアルファベット表記をそのまま発音する場合が多いのですが、例えば日本人にはRとLの発音の区別がつけづらいので、ちょっと難しいかもしれませんね。

ちなみにグレイシー柔術で有名なヒクソン・グレイシーは、『Ricson Gracie』と表記するので、少々ポルトガル語の発音が考慮されてるんでしょう。

僕としては、現地の発音に近づけた方が何かといいと思うのですが…。

ちなみにこんな記事を見つけました。ご参考になればと思います。

http://www.jsports.co.jp/tv/foot/

クラブ名をどういう風に表記するのか、また発音するのかというのは我々が非常に頭を悩ませるテーマです。正直、各国語を日本語のカタカナにするというのは多分に無理が生じる変換作業で、ハッキリ言ってこれが正解というのは存在しないと思ってはいるのですが、それでも何か明確な判断基準を設けなくては皆さんも、そして我々も混乱してしまうので、Foot!では限りなく現地読みに近いモノ、というのを1つの基準にしています。

例えば最近すっかりチャンピオンズリーグの常連になっている“Sevilla”。このスペイン語の“lla”をどうカタカナに変換するかは、各媒体によって解釈が異なる部分です。“Sevilla”の場合は実際に現地に行ってみると、やっぱり「セビージャ」というカタカナに一番近い発音をしているように聞こえるので、我々はそれを使用しています。付随して、バレンシアの名物料理“Paella”も世間では「パエリア」と言うのが一般的だと思いますが、Foot!ではあえて「パエージャ」と呼ぶようになりました。アイマールもそう言ってましたし。

そして、この“lla”と同じくらいよく出てくる、スペイン語→カタカナ解釈の問題児は語尾に付く“d”。今シーズンのヨーロッパ最注目クラブと言い切って差し支えない“Real Madrid”がこれに該当しています。まず、スペイン語の発音で考えた場合(英語も同じような感じではありますが)、単語の最後に来る“d”をしっかり発音しないのが通例であり、あえて一番近いカタカナを探すと「マドリッ」のようですが、我々は「マドリー」を採用。「マドリード」をクラブ名に用いることはありません。

しかし、“Madrid”と言えばスペインの首都。どの世界地図を見ても掲載されている確率は限りなく高く、もはや日本では歴史的に「マドリード」というカタカナが定着していて、そのイメージを覆すのはかなり違和感があるので、都市名で紹介する時は「マドリード」を採用。そうなると、極端な例を挙げれば、《マドリードに本拠地を置くレアル・マドリー》というフレーズが登場する可能性もあり、ちょっとした矛盾が生じてしまいます。ここは常に葛藤している所ですね。

余談ですが、この“lla”と“d”を両方満たしている、非常に厄介なクラブが城彰二氏も在籍していた“Valladolid”。でも、これを現地読みすると「バヤドリッ」になるそうで、詳細はかなり面倒くさいことになっているため、機会があればまた。

さて昨シーズン、ベラルーシからまったくノーマークの“BATE”というクラブが相当頑張ってチャンピオンズリーグに駒を進めてきました。未知との遭遇とはまさにこのこと。アルファベットパターンで行くと、オランダの“PSV”なら「ペーエスフェー」、ドイツの“HSV”なら「ハーエスファウ」、ロシアの“CSKA”なら「チェスカ」など一筋縄ではいかない読み方に慣れてきている我々もまったく想像が付きません。

まるで記号のような“BATE”に対して、番組MCの倉敷さんも交えて「たぶんベイトですよ」とか「いや、もしかするとビーエーティーイーかもしれないなあ」など予想発音で盛り上がり、相当な期待感をもってUEFA.COMでライブ配信されているグループリーグの組み合わせ抽選会を見ることになりました。いよいよ“BATE”の抽選順が到来、チーム名が書かれている紙を持ったオジサンが読み上げたのは…「バァテェ~!」 ローマ字読み… 日本で色々考えていても、意外とそんなもんなのかもしれません。

今シーズンのチャンピオンズリーグにもいくつかの耳慣れないクラブが参加していますが、中でもキプロス王者の“APOEL”が果たして「アポエル」なのか、それとももっと素敵な呼び方なのかどうか、しっかり聞き極めたいと思います。

なお、今週のFoot!は開幕したばかりのUEFAチャンピオンズリーグからグループリーグ第1節の4試合をハイライトでご紹介。さらにもっと耳慣れないクラブが登場しているUEFAヨーロッパリーグの模様もお届けする予定です。お楽しみに!

土屋雅史(J SPORTS「Foot!」)




Posted by tomo-japonezinho at 12:58 │Comments(0)TrackBack(0)つぶやき
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